オフも大切に!

フリーランスは働いた分だけ収入として目に見える形で還元されるため、つい働き詰めになる人も多いものです。しかし、休みなく働くのは仕事を継続していくうえで望ましいことではありません。心身の健康を維持できなければ、仕事を続けるのが難しくなります。フリーランスは自由度が高いですが、働き詰めにならないようにオフの時間も大切にすることが仕事を続ける秘訣ですよ。
休まなかったときのリスクとは?

フリーランスが仕事を継続するためには、仕事だけに意識を向けずにオフも大切にすることがポイントです。睡眠時間を削って仕事をし続けたり、休まずに毎日仕事をしていると、体は疲れてきます。 最初のうちはまだ頑張れるかもしれませんが、だんだん集中力が続かなくなったり、ミスが増えたりするようになります。 さらに、精神的にも不安定になり、やる気が出なくなったり、人と接するのが億劫になり、ひどい場合は食事や睡眠、身の回りの清潔さなどを全く気にしなくなる「セルフネグレクト」という状態に陥ることもあります。
セルフネグレクトの状態に陥ると仕事どころではなくなり、フリーランスとしての仕事が継続できなくなるだけでなく、健康にも深刻な影響が出ます。 そのため、フリーランスが仕事を継続していくためには、しっかりとした休日の確保や適切な睡眠時間、そして自分の健康状態をきちんと把握することが重要です。
営業時間を決めるべき?
フリーランスとして働く場合、自分の仕事の時間は自分で決められるというメリットがあります。しかし、その自由度の高さは、仕事とプライベートの区別がつかなくなってしまう原因になりかねません。そこでおすすめなのが、あらかじめ営業時間を決めて、クライアントにも伝えることなんです。自身の名刺やWebサイトに営業時間を明記しておくと、営業時間外は仕事を受けない、という意思表示になります。そうすることによって、どうしても間に合わない、という無理な依頼を断りやすくなりますよ。
また、営業時間を守ることで仕事とプライベートの時間をしっかり区別でき、オンとオフの切り替えがスムーズになります。心身ともに健康を保つためにも、自分の時間を大切にすることは非常に重要です。営業時間を設定し、それを守ることで、より充実したフリーランス生活を送ることが可能になります。
休日も決めるべき?
営業時間はもちろん、休日も決めておくことが、フリーランスが仕事を継続する秘訣です。 オンとオフをより明確に分けるためには、営業時間と休日両方を設定する必要があります。そうすることで心身の健康的な状態を維持でき、長く仕事に携わることが可能になりますよ。
休日をしっかり決めておくと、仕事に追われる日々の中でも、心身をリフレッシュするための時間を確保できます。毎週決まった曜日を休日に設定し、その日は完全に仕事から離れて、家族と過ごす時間や趣味に没頭する時間に充てましょう。 休日は仕事を完全に切り離し、自分の好きなことに集中して過ごすことが大切です。 そうすることで、仕事へのモチベーションを維持し、次の週も集中して仕事に取り組むことができます。 休日の過ごし方次第で、仕事の効率性や満足度も大きく変わってきますので、しっかりと計画を立てて、充実した休日を送りましょう。